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sumurakenji(23)

sumurakenji



 昨夜のホフィ、
 残暑!
 バルコニーで寝てたんだァ。
 ああ,涼しかったニャあ。
 生き返ったニャあ・・





眠り続けた左耳・・・・・・・・
71年後に『人口内耳』に挑戦!(5° story)


それから10日も経った頃だろうか。
早朝、ロンドンに経つ友人を空港まで送って、家ヘ戻って来たときは、まだ、7時前だった。
すっきりと晴れ渡った6月の終わり頃。
清々しい初夏の早朝だ。寝るのは惜しい。仕事を始める事にする。
sumurakenji


コンピュータの立ち上がりを待ちながら、コーヒーをすすっていたときだった。

どこからか、蝉の鳴き声が聴こえてきた。一匹ではない。むかし子供の頃、真夏の森の中できいたあの、蝉の大群が夜明けとともに鳴き出す大合唱なのだ。

・・・蝉の大合唱は、何と自分の耳の中行われていたのだった。

瞬間、ある思考が蝉の大合唱と一緒になって、こんがらがっていた。
ボクはテレビのチャンネルを入れた。

レギュラーの若い女性がモーニングショウで喋り大口を開けて笑っていた。
彼女、こんな声ではなかったはずだ。汚い錆びたような声、不快感を催す声。
テレビを切り、CDカセットのスイッチを入れた。

既に入っていた『リゴレット』のハイライト版が、歌い始めた。
ディ・ステファノがいつもと変わりなく、『あれかこれか』を蜜のような美声で歌うのを聴いてホッとした。
大丈夫なんだ、何も変わった事はないんだ、と自分に言い聞かせた。
彼に合わせてボクも鼻歌まじりに歌っていた。

ところが・・・3章めあたりで、彼がドに張り上げたとき、それはドではなかった。
一音さがってシだったのだ。
ボクは何回も何回も聴き直したが、ドにはなってくれなかった。
(つづく)
すむらけんじ
すむらけんじ

甘い、冷たい・・・でも、ホットなマンマの心・・・無花果(イチジク)のデザート

待ちに待った無花果の季節です。

知人のおくさんから教わった無花果の砂糖煮です。

その奥さんは、なすびでも野生ノキコでもズッキーニでも何でも瓶づめにしてしまう、瓶詰め女。
一年分のトマトソース弁詰めはもちろんの、ボクにしては典型的働き女です。
(イタリアの主婦は働き者と、在留邦人はみな、思っているようですが)

さて、無花果は実のしまった新鮮なものを選びます。

平たい鍋の中に均等に置き、水を底から1センチくらいのところまで加え、
もちろん砂糖もたっぷりと。
蓋をして、これ以上は無理と思えるくらいのとろ火で、約3時間(最低)くらい煮詰めます。
ときどき開けて、木のスプーンでこわれないように、コントロールすることもわすれずに。
カーネーションの釘(チョウシ)も2粒くらい加えることを忘れないでください

セピア色に変色して出来上がると、火を止め、すぐに数個のガラス器(瓶)に詰め込み密封します。
そのとき、スープも蜜のようにとろっとしていたら成功。
そのまま、毛布などに包み込み、2,3日かけて、徐々に平温に戻していくのがコツです。

平温に戻してからは、棚にしまっておくとか、近々食べる分だけ冷蔵庫に保存します。

結構しつこい甘さなので、デザートは一個だけでも充分のようです。(K)

| 小説とエッセイ | 15:20 │Comments2 | Trackbacks0編集

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コメント

Re: タイトルなし
AKIさん。コメントありがとう。我が家に来て3ヶ月足らずです。可愛いけど,今までの猫に比べてvivace過ぎるのが欠陥です。Fotogenicoのようです。そこがCarotaとのちがい。耳の話は、今まで書いたものを整理する形で書いています。そして現在の状況へつなげて行きたいと思います。手術した方のお便りもときどき頂きます。耳が少し遠くなった気がするという方にときどきお会いしますが,補聴器を付けたときの、音量のすごさの驚きは世界を変えるほどですので、ご心配なく。問題はその後です。僕のように急激な悪化が進むとやっかいですが、そうでなければ、恐れることはありません。初めて付けたばかりのころ、メトロポリタンオペラを聴いたときの驚きと喜びは忘れられません。又書いてね。k

2011.09.21(Wed) 04:53 | URL | すむらけんじ|編集

HOFYの可愛い写真、見るたびに、又ねこを飼いたくなるわ~!品の良い姿ですね。
耳の手術に至るお話興味深く読ませて貰っています。私も老化する耳におびえています。
いずれは補聴器が必要なのかな~と心配しつつ、騒音の中での話し声の拾い難さを感じています。

2011.09.21(Wed) 01:00 | URL | AKI|編集

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すむらけんじ

作者: すむらけんじ
ミラノに住む広告イラストレーターです。このブログは今まで飼った猫、今飼っている猫のことを綴ったものです。
作者は左耳は生まれつき難聴にかかり、人口内耳に踏み切るまでの耳の歴史、未来のことなども連載しています。

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