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sumurakenji(28)
sumurakenji<


迷カメラマンの『ラメおばあちゃんの午後』
sumurakenji

(小声で)「もしもし、おばあちゃん!
眠っているの?それとも懐かしい過去に思いをはせているのかしらん?」

「誰だい、お前さんは?」
「迷カメラマンです。写真をとるために、この暑い中をミラノからやって来たんですよ」
「ミラノ?聞いたことないわ。それ、トリノの近く?」

「・・・ンま、いいでしょう。日陰は気持ちいいですなあ」
「夢を見ながら午後を過ごすときが、最高のひとときなの、わたしには」

「おばあちゃんの写真撮らせてもらっていいかしらん?」
「オバアチャンってのはよしてちょうだい。名前はラメよ。
目の色がRame(銅)のように輝いているからなの」

「じゃあ,その魅力的なラメの瞳も撮らせていただきますよ。ハイ、目をパッチリあけて」
「もともとこういう目なんだよ。この半開きは、セックスアピールのポイントだったの」

sumurakenji

「ラメさんのシッポ、すてきなシッボですねえ」

「アリガト。この尻尾に魅せられて、何万、何百万の男(オスねこ)達がわたしの後ろについ
てきたの。あんな時代があったなんてねえ・・・今は蚊やハエを追い払うのに、せいぜい役立
つくらいね」

「失礼ですが、ラメさんはおいくつですか?」

「覚えてないわ。・・・・そうねえ、たぶん12才くらいかしらね」

(サバ読むなんてやっぱり女だな。もう15才はとっくに行っているんじゃないのかねえ。)
sumurakenji

「さ、日差しが強くなってきたから、家に入るわ。Bacio(チョコレート)をひとつ食べて、ソフ
ァの上で夕方までお昼寝なの。また,明日撮ってね」
「どうもありがとう。お陰でいい写真が撮れたようで」

「嬉しいわ。じゃあ、さようなら。後ろ姿は撮らないで。もう自信がないの」(K)
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訪問者の方のコメントと拍手お願いしますね。よろしくK

| 日記風・猫ホフィと我が耳のこと | 09:05 │Comments0 | Trackbacks0編集

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すむらけんじ

作者: すむらけんじ
ミラノに住む広告イラストレーターです。このブログは今まで飼った猫、今飼っている猫のことを綴ったものです。
作者は左耳は生まれつき難聴にかかり、人口内耳に踏み切るまでの耳の歴史、未来のことなども連載しています。

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