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sumurakenji62

aaa

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この2枚は今朝撮ったばかりの写真。留守している間に少しは大人しくなったような気もする。コップはまだ1個しかわっていない。僕が一つ割ったからあいこ。鉢植えの蒼い草はイタリアンパセリ。植えたのは一昨年の春。異常に寒かったこの冬にも耐えた。『パセリのように強く生き延びる』という言葉もあるくらいだ。
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kkk


蕗谷虹児の故郷、新発田市を後に特急は秋田へ向って走る。その日は3月15日、ユーレルパスを使い始めてすでに9日目。福岡と防府で1週間つぶしてしまったから仕方ないが、あと5日間で何が出来る?何処まで生ける?などとぼんやり考えながら,うつらうつらしたり厳しい冬景色を眺めながら過ごす。
鶴岡で車内を洗うように多くの乗客が降りる。鶴岡ってどんな街?きっと重要な街に違いない。

その後秋田まで車内は僕をふくめてたった2人。それで,こっそり携帯をかける。若い車掌が通り過ぎたが見てみぬ振りをしてくれた。日本旅行していて不便なのは携帯を座席でかけられないことだ。『デッキでで使用して下さい』とのことだが、荷物をそっくり座席に置きっぱなしでデッキにでるのもちょっと不安だ。
イタリアでの、盗難にご注意の感覚が抜けきれず、尻が思い。ぐずぐずとしている間に列車はどんどん進む。
外は大雪だが、それは眼を楽しませてくれる。

秋田駅に着く。
さっそくみどりの窓口に飛び込み、青森までの特急権を買い、駅ビルの中でいなり寿司3個と大福2つを買う。
inari 

ホームで駅弁は買わない。運が悪かったのかもしれないが、粗雑な駅弁に巡り会い、ウンザリして残したまま捨ててしまったことも2回あった。愚痴っぽいが新横浜のホームで買った『海の幸』はひどかった。1300円の豪華カバーだったけど、中身は鍋の底をカスリ取ったようなお粗末そのものものだった。
そんな事がつづいたので,乗り換えの駅のビルの食品街で弁当を買うアイデアを得た。

お稲荷を食べて大福を食べている間も、汽車は白と灰色に塗りつぶされた海岸沿い,あるいは林の中を突進する。
ときどき帯を敷いたような真っ黒な川が現れ,つかの間のくぼみに顔を出す蒼い空を見てほっとする。プリズムのような太陽の光がちらっと眼の奥を刺す。そしてまた、灰色の世界がつづく。
青森に着いた。
mado

青森で一泊のプランは又、変更され,函館行きの特急指定席を購入した。
出発したのは午後6時過ぎだったから夜も近い。

津軽海峡トンネルを抜けるのも、もちろん生まれてはじめてだ。
海抜から最深部まで240メートルと座席に示してある。すごい。

何分かかったか思い出せない。とにかくトンネルから出たら,もう北海道。胸が踊る。
今夜は函館で一泊しよう。始めての北海道。
イクラのたっぷりのったイクラ丼を食べて、今日は終了しよう。


北海道は始めてと言っても、厳密に言えばおよそ45年前、富士フィルムの宣伝部に勤務していたとき、一度だけ一泊、函館を訪れたことがある。恒例の富士フイルム・写真撮影大会のためだった。

もちろん出張だから飛行機で。生まれて初めての飛行機、出発25前のんびりと羽田に行ったら、どえらく叱られた。30分前にはすでにチエックインなるものが完了していなければならないのだと。そんなこと夢にも知らなかった田舎者の自分。汽車に乗るつもりで空港に行った思い出などが今、なつかしい。
僕のようなチンピラはモデルの女優さんの世話係をすることであり、担当は清水まゆみという日活の女優さんだった。まゆみさんは思っていたより大柄で,ジーンズにゴムひもでくくった髪、化粧なしでサングラスのいでたち。
紹介されたときは彼女の付き人かと勘違いしたほどだったが,翌日、正装(着物)でお出ましになったときは、さすがーっと驚嘆した。

撮影会前夜は出張所のご招待でお寿司屋さんへ。そのとき生まれて初めて食べたイクラに僕は大感激。こんなに美味しいモノがこの世に存在するのかと。
                        

話を戻そう。
さて、函館駅に着いた。
駅はホームから,エスカレーターで乗ったり降りたりせず、そのまま歩いて駅の外に出られたのがいい。ミラノ中央駅は別としてもイタリアの終着駅はそのたぐいが多いので親しみをおぼえる。

駅近くで宿を取った。
チェックインを終えて部屋にはいってから、そこは東急インではなく東横インであることが分ったおそまつさ。つまり東急インと東横インと別々のチェーン店があることなど初めて知ったってわけだ。

荷物を置いて食事に出かける。道は雪が氷になっていたり水たまりがあったりで、はなはだ不安定。
通りは暗く,飲食店は何処も閉まっている。人通りが少ないのでわびしい。
ikura 


なんとお店は8時に閉まってしまうことがわかった。華やかなネオンの港町のイメージはない。そんな所もあるのだろうけど、早くうまいもの喰って寝てしまいたい。今日は10時間以上も汽車に乗っていたのだから。

やっと和食の店を見つけた。純日本食の店。いかにも古そうなしかも落ち着いた所だ。
念願のイクラ丼大盛りとビール、蟹のみそ汁を食べた。(つづく)
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| 日記風・猫ホフィと我が耳のこと | 11:28 │Comments2 | Trackbacks0編集

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コメント

Re: タイトルなし
v-14まだまだ美味しいものづくしは終わってないんだよねえ。
思い出してもごくん!
お陰さまで,たべてもたべても下痢もせず,太りもしない長旅?でした。

2012.05.15(Tue) 09:17 | URL | すむらけんじ|編集

写真に出てくるお稲荷さん、大きくてふっくら大福、
イクラが丼のご飯を覆っている~~(笑)

こちらでは食べられない?ものばかり・・・ゴックン。
見るだけで我慢、ガマン、生唾ものですねぇ!!

列車での長旅の末にたどり着いた、特権!!と了承しましょう。

2012.05.15(Tue) 08:42 | URL | 乳母|編集

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すむらけんじ

作者: すむらけんじ
ミラノに住む広告イラストレーターです。このブログは今まで飼った猫、今飼っている猫のことを綴ったものです。
作者は左耳は生まれつき難聴にかかり、人口内耳に踏み切るまでの耳の歴史、未来のことなども連載しています。

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